こんにちは、Webデザイナーのあじさいです。
今回は未経験者にオススメのパソコンをご紹介します。
・Webデザイナーを目指したいけどどんなパソコンを買えばいいの?
・今持っているパソコンを買い替えたいけど、どれくらいのスペックが必要?
・Webデザイナーになるために必要なパソコンはいくらくらい?
こうした疑問をお持ちの方向けに、できるだけわかりやすく解説しています。
パソコンに詳しくない人でも、ここに載せているスペックのパソコンを買えばまず間違いなしなので、ぜひ参考にしてみてください。
Webデザイナーを目指す未経験者におすすめのパソコンは?
まず、デスクトップかノートパソコンどちらがオススメなのかお伝えすると、ノートパソコンです。
理由としては、
①比較的安く手に入る
②置き場も用意する必要がなく、購入のハードルが低い
③もしWEBデザイナーではなく違う道に進んでも、そのまま使用できる
といった点です。
未経験でWEBデザイナーを目指している人に必要なパソコンは、Webデザイナーの勉強をするために使うパソコンになります。
というのも、大体の企業でパソコンが支給されるため、フリーランスとして働く場合や副業する場合を除けば自分のパソコンを使うことはほぼなくなります。
リモートワークの会社でもパソコンはちゃんと会社から支給されるよ。
セクリティの面から、自前のパソコンを使用禁止にしている会社もあります。
つまり、「WEBデザインの勉強ができる」「就職用のポートフォリオが使える」「就職後も副業ができる」レベルのパソコンが1台あれば問題ありません。
また、未経験でWEBデザインの勉強をはじめてみると、他のデザイナーやエンジニア、マーケターなど他の道を目指す可能性もあります。
そのため、パソコンは費用を抑えつつ、他の業種を選んだ時にも使えるスペックのものをオススメします。
おすすめのパソコン
WEBデザイナーの筆者が選ぶオススメのパソコンを紹介します。
MacBook Air
2020年販売のMac book airから、Apple社独自開発のM1チップが搭載されたモデルが登場しています。以前はIntelが搭載されていましたが、M1シリーズは高機能で性能がいいと評判です。
Macのいいところは、見た目の美しさと画面の美しさですね。
MacではRetinaディスプレイというiPhoneと同様の高画質ディスプレイを使用しているので、他社と比べモノにならないくらい画像が綺麗です。
また、Apple製品は人気もあるので、リセールバリューがあるのもメリットの1つです。他のパソコンと比べ、ブランド力が強いので、買い換える時にも割と高値で売れる可能性が高いです。
あとは、すでにiPhoneやiPadを持っている人もオススメですね。
Airドロップだったり、画面やデータの共有が楽にできるのはメリットかと思います。
Appleで購入すれば、最大24回分割払いも可能です!
raytrek R5-TA5
OSにこだわりがない方は、ドスパラのraytrekシリーズもオススメ。
ドスパラは非常にコスパがいい上に、最大48回までの分割払いが可能です。しかも手数料なし。
Macで同じスペックだと2倍以上の値段がかかると思うので、高機能ながら費用は抑えたいという人に一押しのパソコンです。
このスペックを月々3000円で買えるのはお得すぎる…
DAIV 5N
DAIVはmouseから発売されているクリエイター向けのノートパソコンです。
Adobe推奨のスペックモデルをクリアしているので、Adobe製品も問題なく動きます。
Adobe公式コンテストの景品にもなってるよ
カスタマイズが非常に高く、メモリは64GB、SSD2TBまでカスタムできます。
その他にも、クーラー、キーボード、マウス、カメラ、プリンタ…とあらゆる備品も一緒に購入できるので、パソコン周りの備品もまとめて購入したい方はオススメです。
WEBデザイナーを目指す未経験者にオススメのパソコンのスペックとは?
Webデザイナーとしてサイトのデザイン、バナー作成をするためには、Photoshop・Illustratorの挙動に耐えられるスペックが最低限必要となります。
また、制作物や素材となる画像・イラストを保存するための容量も必要となるので、そこらへんの条件を満たしたパソコンがおすすめです。
結論、だいたいこれくらいのスペックであれば安心だと思います。
項目 | スペック |
メモリ | 16GB以上 |
CPU | Core i7 10000〜 / Ryzen7 4000以上〜 |
ストレージ | SSD 256GB以上 |
モニターサイズ | 13インチ以上 |
それぞれの項目について詳しく解説します。
メモリ
メモリはPhotoshop・Illustratorなどのソフトをスムーズに動かすのに必要な要素です。
特にPhotoshopは処理によってはかなり容量を使うので、作業中にソフトが落ちたり、強制シャットダウンになったり、、ということは多々あります。
Webデザインの作業では、PhotoshopとIllustratorを同時に立ち上げることもあるので、メモリは16GB以上あった方が、ストレスなく作業が進められます。
CPU
CPUは簡単にいうとパソコンの「頭脳」のことで、性能が高いほど処理能力が上がります。
IntelとAMDの2社のシェアがほどんどですが、最近ではmacが独自のM1チップを開発しました。(macも旧モデルはIntelを使用しています)
また、CPUは型番以外に世代も確認しましょう。例えば、Intelの場合Core i7のあとに続く数字が何世代目のバージョンなのかを示す数字になります。
Corei7の場合は10000以上、Ryzen7は4000以上を選んでおけば問題ないでしょう。
Intel | AMD | Apple |
Core i7 10000〜 ◎ | Ryzen7 4000以上〜 ◎ | M1 pro ◎ |
Core i5 10000〜 ◯ | Ryzen5 4000以上〜 ◯ | M1 max ◎ |
Core i3 10000〜 △ | Ryzen3 PRO 5000以上〜 △ | M1 ◎ |
HDD/SSD
続いて、ストレージはパソコンのデータを保存する容量のサイズです。
CPUがパソコンの頭脳に対して、ストレージは「胃袋」のイメージでしょうか。
どれくらいの「食べ物(データ)」を収納できるのかというのが、このストレージの大きさで変わってきます。
WEBデザイナーとして働くと、クライアントからいただいたデータや過去の制作物などは、取引が終わってからもずっと保存しておきます。(会社の場合は共有フォルダも存在しますが、ある程度自分のデスクトップにも制作物は保存しています。)
後日修正依頼などがあった際に、修正するためです。
なお、ストレージにはHDDとSDDの2種類がありますが、最近ではSSDが主流になってきています。
SSH256GB以上の容量が望ましいです。
モニターサイズ
画面サイズは15インチ以上がおすすめです。小さくても13インチまでですね。
それ以下の画面サイズにすると、サイトのデザインによっては見た目が変わってしまう可能性があるため、注意が必要です。
どういうことかというと、サイトにはレスポンシブデザインというデバイスのサイズ別にデザインやレイアウトを変更するサイトが存在します。
ノートパソコンはデスクトップPCと大きくデザインは変わらないのですが、下の図のようにナビバーだったり小さな部分でデザインを変化させるサイトもあるため、レスポンシブ画面の最大値のサイズ、1980pxが見られる画面サイズが望ましいでしょう。
(小さいモニターサイズでも設定で変更できるかもしれません)
小さいモニターでも設定で変えられるとは思うのですが、作業を行ううえでも画面が小さいと視野が狭くやりにくいと思います。
持ち運びを重視するなら小さい方が便利ですが、作業効率を考えると大きいに越したことはないのかなと思います。
あと実際、カフェなどで作業するかと言ったら私は一切外で作業はしません。
というのも作業効率が悪すぎるので、大きなダブルモニターの環境がある自宅か会社でしか作業はしたくありません(笑)
ライティングだったり、コーディングの勉強だけだったら外でもいいと思うのですが、実務レベルになると外で作業するのは少し効率が悪い気がするので、持ち運びの必要性は考えなくてもいいように感じます。
パソコンの費用はどれくらい?
では以上のスペックのパソコンはだいたいいくらになるのでしょうか?
このあと具体的におすすめのパソコンをご紹介しているのですが、だいたい10万〜20万前後が多いです。
ただ、分割払いができる製品もあり、以下で紹介するドスパラのパソコンなら最大48回払い、macも24回払いで支払いが可能なので、ドカンと大きな出費とならずに済みそうです。
月々いくらまで支払いができるかを考えるのがおすすめ
中古であればもう少し費用は抑えられるのですが、正直性能の部分が保証されないのでオススメはできません。
上記のスペックを押さえていても、動作が遅い…ということもありえますし、長く使うことを考えると結局新品を買った方が安かった…ということも考えられるので、できれば新品の購入をおすすめします。
あった方がいい周辺機器
続いて、パソコン以外にも必要な周辺機器についてお話しします!
マウス
マウスは必須です!
ノートパソコンの場合、トラックパッドがありますが、マウスの方が作業効率が上がるうえ、就職後はだいたいデスクトップを使用することになるので、マウスの扱いには慣れておくのが無難です。
マウスに関しては、Webデザイナーオススメのものはないかと思うので、個人的にマウスを選ぶ際に重視しているポイントをお伝えします。
01. クリック音が静音
02. 拡張ボタンがついている
03. 無線の場合は充電式がオススメ(電池タイプは消耗が早い…)
04.できれば店頭でフィット感を確認できると◎
とくに拡張ボタンは慣れると作業効率が上がり、拡張ボタンなしには戻れなくなります。
あとは、手がすごく大きいor小さい人は、ぜひ店頭で合うサイズのものを見つけてみてください。メーカーによってはサイズ別で販売しています。
モニター
モニターは最初のうちは必要がないかもしれませんが、ある程度Webデザイナーとして稼げるようになったら買ってもいいのではないかと思います。
モニターはベンキューからデザイナー向けのモデルが販売されています。コスパがいいので、新しくモニターを買いたい人にはこちらが1番オススメです。
それ以外のモニターを検討したい人は、以下の条件で購入するといいでしょう。
・25インチ以上
・フルHD(1920×1080)かそれ以上の画質
・高さが変更できるか確認(高さの調節ができない場合はモニターアームも必要です)
職種的にモニターの画質も大切なのですが、何よりこだわった方がいいのがモニターの高さです。ここが変わると肩こり、首の痛み、目の疲れなどが軽減されますので、自分に合った高さのものを選びましょう。
ちなみに、平行より少し低い高さがいいそうです。
ウェブカメラ・イヤホン
最近ではオンラインでの打ち合わせも増えてきたので、もしパソコンに内蔵カメラとマイクがない場合は外付けできるものを購入しましょう。
マイクは内蔵されている場合でも、外部の音が入ってしまうのが気になるという人は、専用のマイクを購入するのもオススメです。
まとめ
新しくパソコンを購入するのには勇気がいるかもしれませんが、今回ご紹介した3つは買って間違いのないものを厳選したので、安心してください。
もう少し費用を抑えたいという方は、中古で比較的新しいモデルで紹介したスペックを満たしているものなどを選んでみてください。
パソコン1台あれば何でもできてしまう時代となりました。ぜひお気に入りの1つを見つけて、新しい道を切り開いてください。
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